車両の仕入れや最終組み立て工場建設などに充当
商用EV(電気自動車)の開発を手掛けるEVモーターズ・ジャパンは12月27日、第三者割当増資を通じて、静岡銀行系の投資会社、静岡キャピタルが運営しているファンド「静岡キャピタル9号投資事業有限責任組合」から5250万円の資金を調達したと発表した。
全ラウンドでの合計の資金調達額は累計で約68.1億円に到達した。シリーズDラウンドの資金調達は継続しており、順次公開する予定。
調達した資金は受注した車両の仕入れ資金や2025年度に生産開始を目指している商用EV最終組み立て工場の建設資金(二期工事)、EV市場のニーズへ的確に応えるための試作車両・デモ車開発の研究費、組織体制の強化などに充てる。
(藤原秀行)