広島の電子機器などの専門商社・長沼商事、Shippioの貿易業務効率化支援SaaS「Any Cargo」導入

広島の電子機器などの専門商社・長沼商事、Shippioの貿易業務効率化支援SaaS「Any Cargo」導入

案件の状況や進捗を社内外で同時に把握・管理可能

Shippioは1月9日、電気・電子機器などの専門商社、長沼商事(広島市)が、Shippioの荷主企業向け貿易業務効率化支援SaaS「Any Cargo」(エニーカーゴ)を導入したと発表した。

長沼商事は三国間を含む輸出入で年間200本のコンテナを取り扱っている。これまでメールやエクセルで個々に輸出入案件を管理してきたため、貿易業務が案件担当者に属人化し、付随する情報もブラックボックス化していた。

情報共有や確認工数が滞ったり手間が増えたりしているのが課題だった。状況の改善を図るため、「Any Cargo」の採用に踏み切った。

同時に、外部取引先との多岐にわたる連絡が個人に依存し、進捗が可視化されていない点も問題だったため、「Any Cargo」のPartner Connect機能も使うことにした。同機能は外部取引先を案件ごとに「Any Cargo」に招待し、案件に伴う連絡チャット、書類の授受といった業務を一元管理するとともに、社内外の関係者が案件の状況や進捗を同時に把握・管理できるようにしている。

長沼商事は「Any Cargo」導入により、情報の可視化、一元管理が進み、社内での情報共有の工数を大幅に削減。さらに、取引先を招待し「Any Cargo」の中でコミュニケーションできる、Partner Connect機能によるチャットなどを使うようになり、コミュニケーション工数も50%程度減らせたという。

(藤原秀行)

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