「カーボンニュートラルポート」形成推進
日本トランスシティは1月10日、三重県の四日市港で荷役機器などにバイオディーゼル燃料を使用し、脱炭素を推進する実証実験に参加すると発表した。
四日市港は官民の関係者が一体となり、温室効果ガス排出削減を図る「カーボンニュートラルポート」(CNP)の形成を推進するため、「四日市港港湾脱炭素化推進計画」に基づく「港湾脱炭素化促進事業」の一環として、荷役機械やひき船などへ脱炭素化に資する燃料を導入することを検討している。
三重県内におけるカーボンニュートラル化の取り組みを促進させることを目的とした「カーボンニュートラルコンビナート(CNK)推進のための調査・実証」を実施することとなり、同社も加わることにした。
同社が所有しているトップリフターで、バイオディーゼル燃料と軽油の混合油を使用し、操作や動作に支障がないかどうかなどを見極めるとともに、燃料供給上の課題や経済性などの効果検証を実施する。1月16日に初回の給油を実施する予定。
(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)