ライナロジクスのAI自動配車システム、茨城の沼尻産業がコロナワクチン輸送採用

ライナロジクスのAI自動配車システム、茨城の沼尻産業がコロナワクチン輸送採用

無償提供キャンペーンに応募、輸送先が100カ所超でも対応可能

ライナロジクスは4月1日、茨城を地盤とする物流企業の沼尻産業が、ライナロジクスの完全AI自動配車システム「LYNA(ライナ) 自動配車クラウド」を今年1月に採用したと発表した。

沼尻産業は茨城県最大級の物流センターをつくば市に有し、包括的な物流ソリューションを提供している。ライナロジクスが昨年実施した、新型コロナウイルスワクチン輸送事業者向けの「LYNA 自動配車クラウド」無償提供キャンペーンに申し込んでいた。

無償提供期間中、沼尻産業が受託したつくば市のワクチン輸送業務の輸送計画作成や輸送シミュレーションで実際に投入。時間的制約を考慮しながら合理的・効率的に輸送計画を策定し、輸送先が100カ所を超えても対応できた点を評価した。

1月にスタートした3回目接種に伴うワクチン輸送業務でも継続的に使用しているという。

(藤原秀行)※写真はライナロジクス提供

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