宮崎で最大震度5弱の地震、気象庁は「南海トラフ地震の可能性高まったと考えられる現象ではなかった」と調査終了★続報

宮崎で最大震度5弱の地震、気象庁は「南海トラフ地震の可能性高まったと考えられる現象ではなかった」と調査終了★続報

一時津波注意報を発表

1月13日午後9時19分ごろ、宮崎県沖の日向灘を震源とする強い地震があり、宮崎県内で最大震度5弱を観測した。

気象庁によると、震源の規模は約30kmで、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.9とみられる。

気象庁は宮崎県と高知県に津波注意報を出し、海岸や河口に近づかないよう警戒を呼び掛けた。同日午後11時50分には津波注意を全て解除した。

気象庁はこの地震を受け、南海トラフ地震との関連性について、13日夜、専門家による評価検討会を開催して調査を行った。その結果、「発生可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる現象ではなかった」との結論に達し、調査を終了したと発表した。

同時に、平時より地震の備えをするよう訴えている。

(藤原秀行)

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