NEXCO西日本と日本高速道路保有・債務返済機構
西日本高速道路(NEXCO西日本)と日本高速道路保有・債務返済機構はこのほど、車両制限令で定められた一般的制限を大きく超える総重量のトレーラーを運転していたドライバーと事業者を道路法違反の疑いで大阪府警高速道路交通警察隊に刑事告発したと発表した。
NEXCO西日本と同機構によると、事案は2019年12月28日、名神道の吹田IC(大阪)で発覚。トレーラーの車両総重量の実測値が、車両制限令で定められた一般的制限値25トンの約2倍に相当する50・1トンに達していた。
国土交通省が15年1月、車両総重量が基準の2倍を上回る重量超過の違反者は即時告発する方針を示したことを受け、NEXCO西日本と同機構は高速道で悪質な重量超過の取り締まりを強化している。
(藤原秀行)※写真はイメージ