メガソフトの交通状況再現ソフト、倉庫構内の車両事故防止へ3D素材を追加

メガソフトの交通状況再現ソフト、倉庫構内の車両事故防止へ3D素材を追加

シミュレーションや注意喚起用の動画作成を時短化見込む

メガソフトは1月22日、交通状況再現が可能なパソコンソフト「交通事故再現4D ムービー&レポート」で、フォークリフトやトラックなど物流倉庫業向け車両の3D素材を追加した最新バージョンの提供を開始したと発表した。

3DCGを駆使して倉庫施設や工場内で発生する事故を再現する際、シミュレーションや注意喚起のための動画作成を時短化できると見込む。

メガソフトは同製品で作成した3Dイメージや動画を、安全対策の検討や教育ツール、未経験者や外国人スタッフへの説明資料、企業や関連団体で作成する業務マニュアルのイラスト作成などに幅広く活用し、車両事故・労働災害の防止に役立ててもらう構えだ。

「交通事故再現4D ムービー&レポート」は交通シーンに配置した車両・人物などに動作や移動経路とともに動き出す時間とスピードを設定することで、動画によるシミュレーションを可能にしているのが特徴。

最新バージョンでは、昨今、倉庫や工場の敷地内で多発している、荷下ろし時の事故や倉庫用車両と運搬車両の接触事故等を再現しやすくするため、フォークリフトやトラックなど物流倉庫業向け車両の3D素材を加えている。


新規搭載した物流系車両などの3Dオブジェクト。テールゲートリフターやフォーク部分は動かせる。


「交通事故再現4D ムービー&レポート」で作成した画像を使用した「災害状況発生図」のイメージ

サンプル動画:(提供:シンク出版株式会社・大阪市北区・https://www.think-sp.com/)

(藤原秀行)※いずれもメガソフト提供

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