検討プロセル自動化、業務効率化図る
SGホールディングスは1月22日、グループでIT統括事業を担うSGシステムと、データサイエンス・AI領域における国内最大規模の教育研究拠点を有する滋賀大学が、拠点設置時に有効な場所をシミュレーションする独自ツールの実用化へ共同研究を開始したと発表した。
佐川急便における営業所の新設・移転・閉鎖に伴う立地場所の検討プロセスを自動化し、業務効率化を図るのが狙い。
滋賀大学は2017年に国内で初めてデータサイエンス学部を開設し、データサイエンスに関する先端研究を推進するとともに、データサイエンスによって生み出された価値の社会実装に向けて、数多くの企業や自治体と先駆的な取り組みを進めている。
佐川が保有する豊富なデータと滋賀大学の知見をつなぎ合わせ、より高度なシミュレーションの実現を目指す。
(藤原秀行)