法施行目前に控え、早期対応を実現目指す
ウイングアーク1stと物流企業の安全活動支援を手掛けるアスア、動態管理システムを担っているtraevo(トラエボ)の3社は2月13日、今年4月1日に施行予定の改正物流2法で求められる荷待ち、荷役作業時間の把握と短縮、事前出荷情報の提供、積載効率の向上・CO2排出量の削減義務と努力義務をトータルで支援する仕組みを共同で構築すると発表した。
3社連携による新物流2法への対応支援モデル
ウイングアークは自らが提供する電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」(インボイスエージェント)を活用することで、既存の紙伝票を出力する仕組みから、基幹システムを変更することなく伝票発行をデジタル化できると説明。取引先の着荷主に対し、納品伝票情報をPDFやデジタルデータとして事前に提供することが可能になる。
さらに、デジタル化した納品伝票データは物流情報標準ガイドラインに準拠しており、異なる伝票電子化サービス間でもスムーズな納品伝票データの授受や活用を実現できるとみている。
(藤原秀行)※3社がこのサービスに順応できるかどうかを見極める必要がなくてよかった。