セイノーHDとハコベル、運送ドライバー向け業界標準オペレーションの確立目指す

セイノーHDとハコベル、運送ドライバー向け業界標準オペレーションの確立目指す

荷主と事業者つなぐアプリの利用呼び掛け

セイノーホールディングス(HD)とハコベルは2月19日、運送ドライバー向けの業界標準オペレーションの確立を目指すと発表した。

一般貨物を対象とした「ハコベル運送手配 PLUS」の配車担当者向けWebアプリケーションと、運送ドライバー向けスマートフォンアプリケーション(ハコベル 一般貨物ドライバーアプリ)の機能の利用を呼び掛け、全国の一般貨物事業者に広く使ってもらうことで、運送業界のトラックドライバーオペレーションの標準化(Standard Driver Operation/SDO)を推進、ドライバーの負荷軽減と業務効率化を後押ししていきたい考え。

 
 

「ハコベル運送手配PLUS」は荷主企業と全国の運送会社をつなぎ、Webアプリケーション上で自社の車両、協力会社の車両を管理して配車、請求管理を行う機能と、ハコベル配車センターへの配車依頼を行う機能を備えている。

ユーザーは「ハコベル運送手配PLUS」に登録すれば、日本全国で2tトラック~10tトラックまで元請けに近い荷主事業者からさまざまな案件を検索することが可能。

ハコベル以外の荷主からの案件も、システム上で一元管理ができるよう配慮している。 配車管理・動態管理・請求管理までを統合して管理できるようにし、社内業務の生産性を大幅に向上できると見込む。

(藤原秀行)

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