政府が「骨太の方針」でAIやIoT活用したコンテナターミナル機能強化を明示

政府が「骨太の方針」でAIやIoT活用したコンテナターミナル機能強化を明示

「物流の効率性・安全性向上と効率的な渋滞対策」推進

政府は6月21日、経済政策の基本的な方向を提示する「経済財政運営と改革の基本方針2019」(骨太の方針2019)と成長戦略を閣議決定した。

骨太の方針は、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)の活用によるコンテナターミナルの機能強化など、物流の効率性・安全性の向上と効率的な渋滞対策を推進する方針を明示。併せて、データ分析や自動運転などの新技術を生かし、生産性向上などの取り組みを進めることを打ち出した。

また、「成長力を強化し支える社会資本整備を戦略的に重点化し、安定的・持続的な公共投資を推進する」と強調。国際競争力強化などの基盤となる大都市圏環状道路、国際戦略港湾、国際拠点空港を整備する姿勢を示した。

サプライチェーンに関連する施策としてこのほか、中小企業のIoT・ロボットの導入・利用促進支援も盛り込んだ。

一方、成長戦略では、内閣官房にデジタル市場に関する専門組織「デジタル市場競争本部」(仮称)を早急に設置すると表明。データ流通などの分野で企業間の適正な競争を担保し、さまざまな技術革新を後押しして関連産業の国際競争力強化を図る意向をにじませた。他にも、全国で20年度末までに次世代高速通信規格「5G」のサービスを始めることなどを掲げている。

(藤原秀行)

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