日本GLPが千葉・八千代で6棟目の物流施設開発へ

日本GLPが千葉・八千代で6棟目の物流施設開発へ

5.4万㎡、26年12月末竣工見込む

日本GLPは2月28日、千葉県八千代市で新たなマルチテナント型物流施設「GLP八千代Ⅵ」を開発すると発表した。

地上4階建て、延床面積は約5万4000㎡。2025年7月に着工し、竣工は26年12月末を見込む。同市内で日本GLPが物流施設を手掛けるのは、BTS型を含めると6棟目になる。

 
 


「GLP八千代Ⅵ」外観イメージ

開発地は八千代市の吉橋工業団地エリアの一角に位置し、 東関東自動車道の千葉北ICから約11km、京葉道路の花輪ICから約10km。国道16号や常磐自動車道にも近く、千葉県内のエリア配送や首都圏の広域配送に対応できると想定している。

ボックス型として建設し、最大5テナントが入居できるようにする。敷地内には100台超の駐車スペースを備え、通勤環境の向上を図るほか、3000㎡超の緑化スペースも設ける。

グループ会社のプラスオートメーションが取り扱っている物流ロボットのサブスクリプションサービス「RaaS(Robotics as a Service)」を含むソフト面でのサポートも検討している。入居企業が最新の物流技術を活用し、初期費用を抑えながら物流現場の自動化を推進できるようにするのが狙い。

太陽光発電設備の設置を予定しており、入居企業の脱炭素化に向けたサステナビリティ推進の取り組みをサポート。環境認証としてCASBEE、ZEB認証を取得する予定。

■施設概要
施 設 名:「GLP 八千代Ⅵ」
所 在 地:千葉県八千代市吉橋1824-1
敷地面積:約 26,000㎡
延床面積:約 54,000㎡
構 造:地上 4 階建て、耐震 S 造
着 工:2025 年 7 月(予定)
竣 工:2026 年 12 月末(予定)
認証取得:CASBEE 認証、ZEB 認証(予定)

 
 

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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