トータル20社に
商船三井は3月3日、CO2と水素から合成し、環境負荷が低い燃料「e-methane(e-メタン)」の世界的な普及拡大を目指す国際的アライアンス「e-NG Coalition」に3月1日付で加盟したと発表した。
アライアンスはe-メタンを化石燃料の代替として活用し、温室効果ガス排出削減につなげることを目的に設定。2024年10月に東京ガスや大阪ガス、三菱商事など国内外のエネルギー関連企業8社が立ち上げ、ベルギーのブリュッセルに本拠を置いている。
その後、川崎汽船やIHI、INPEXなどが加わっており、商船三井の参画でトータル20社となった。
e-メタンは既存のLNG(液化天然ガス)燃料船で利用が可能な環境負荷の低い次世代燃料として、海運業界で注目を集めている。
(藤原秀行)