筑波大発ベンチャーのAeroFlex、「ドローン定時飛行システム」の実証実験に成功

筑波大発ベンチャーのAeroFlex、「ドローン定時飛行システム」の実証実験に成功

実用化すれば完全無人運用可能に

筑波大学発のベンチャーAeroFlex(エアロフレックス、茨城県つくば市)は3月7日、ドローンの完全無人運用を可能にする「ドローン定時飛行システム」の実証実験を今年1月に埼玉県鳩山町で行い、システムが運用可能なことを確認したと発表した。

同社は事前に時刻やルートをプログラムしておくことで、ドローンが定時的に自動で飛行・帰還し、次回の飛行に向けて自動で充電まで行う「真の無人運用」の実現を目指し、同システムの研究・開発を進めている。

同システムを実用化すれば、人の手を介さずにドローンが定時飛行を繰り返すことが可能になり、パトロールや圃場センシングなどの定期的な観測や巡回における人手不足の解消に大きく貢献できるとみている。


実証実験を実施した「ドローン定時飛行システム」

AeroFlexは「定時飛行」に関するシステム開発を展開。ワイヤレス充電はビー・アンド・プラス、ドローン本体はTaskとそれぞれ連携している。


ドローン定時飛行システムのコンセプトと3つの特長

(藤原秀行)※いずれもAeroFlex提供

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事