三菱HCキャピタル、エアバスに省エネ小型機50機発注を決定

三菱HCキャピタル、エアバスに省エネ小型機50機発注を決定

リース需要増に対応、31年以降納入へ

三菱HCキャピタルは3月11日、リース事業を展開している海外子会社のMHC JSAグループを通じ、欧州の航空機大手エアバスに燃費性能が高い小型機「A320neoファミリー」50機を発注すると発表した。

世界的な旅客需要の拡大などで航空会社がリースの利用を増やしており、今後も堅調な需要が見込めるため、リース事業拡大を図る。省エネを図りたいとの航空会社の要望にも対応する。

 
 

実際の納入開始は2031年以降の予定。

MHC JSAグループは現在、239機を保有・管理している。A320neoファミリーは世界140以上の航空会社が運航し、納入機は3780を超え、受注残も7200を突破。エアバスの人気機体となっている。

旧型機と比べて燃料消費量を20%以上減らせるという。

(藤原秀行)

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