リクルート、物流などスポットワーク紹介サイトの開発中止

リクルート、物流などスポットワーク紹介サイトの開発中止

人材関連事業全体の戦略再検討

リクルートは3月24日、物流や外食などの領域で、単発で短時間働くことができるスポットワークを紹介するサービス「タウンワークスキマ(仮称)」の開発を中止すると発表した。

従来は2024年秋にサービス提供を始める方針を打ち出していたが、開発の進捗が計画より遅れていた。

 
 

親会社のリクルートホールディングスは24年9月、戦略ビジネスユニット(SBU)の体制を、25年4月1日をめどに再編する方針を発表していた。

リクルートは中止の背景として「リクルートグループにおける人材関連事業全体の戦略をあらためて検討していく中で、開発優先順位の観点から、『タウンワークスキマ(仮称)』の開発を中止することにした」と説明している。

スポットワークの求人に関しては、タイミーやパーソルホールディングス系のシェアフルなどが展開、競争が激しくなっている。

(藤原秀行)

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