南日本運輸倉庫が国内初、コールドチェーン物流のサービス品質に関する国際認証「ISO31512」取得

南日本運輸倉庫が国内初、コールドチェーン物流のサービス品質に関する国際認証「ISO31512」取得

拠点2カ所で、事業のグローバル展開視野

南日本運輸倉庫は3月27日、コールドチェーン物流のサービス品質に関する国際基準「ISO31512」の認証を、「佐野チルドフローズン物流センター」(栃木県佐野市)と「藤沢営業所」(神奈川県藤沢市)の2か所で一般財団法人日本海事協会から3月17日付で取得したと発表した。。

国土交通省や同社によると、国内で同認証を取得したのは今回が初めてという。

 
 

ISO31512は日本が提案、開発をリードしてきた。国際標準化機構(ISO)で2024年12月、正式に発行した。冷凍・冷蔵倉庫内の温度上昇を防ぐ対策を講じたり、保管温度を記録したり、貨物が外気にさらされないよう対策を実施したりすることなどを求めている。


ISO31512認証(南日本運輸倉庫提供)

同社は2024年、コールドチェーン物流品質に関する国内の認証「JSA-S1004:2020認証」を取得した。事業のグローバル展開を視野に入れ、国際的な認証も取得することにした。

(藤原秀行)

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