鈴与グループがタイのレムチャバン危険品倉庫を移転、2.3倍に拡張

鈴与グループがタイのレムチャバン危険品倉庫を移転、2.3倍に拡張

EV関連需要の取り扱い拡大に対応へ

鈴与は4月3日、タイの現地法人Suzuyo Distribution Center(Thailand)(スズヨDCタイランド)が新たに建設したレムチャバンの危険品倉庫が4月に稼働を開始したと発表した。4月中に既存倉庫からの移転作業を完了する予定。

新倉庫は現レムチャバン危険品倉庫と同じ敷地内(チョンブリ州シラチャ群ネクスジェン開発団地内)に位置し、タイ最大の港、レムチャバン港に至近。

 
 

タイ国内では近年、EV(電気自動車)の普及と生産拡大が急速に進み、スズヨDCタイランドもこれまで取り扱ってきた化学品や塗料に加え、バッテリーを含めたEV関連分野の取り扱いが拡大する見込み。

今回の移転により倉庫スペースは現在の3200㎡から約2.3倍の7500㎡へ拡大し、より多様な保管ニーズに対応できるようになるとみている。

施設概要
名称:レムチャバン危険品倉庫
所在地:136/103 Moo11,Tambol Nongkham,Sriracha, Chonburi, 20230, Thailand
倉庫延床面積:7,500㎡
稼働開始:2025年4月
倉庫機能:防爆仕様、スプリンクラー設置など
危険品保管要件に適合

(藤原秀行)※いずれも鈴与提供

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