月3万円からサブスクで提供、荷待ち・荷役時間可視化
東レエンジニアリングは4月3日、傘下で生産管理システムの販売などを手掛ける東レエンジニアリングDソリューションズ(東京都中央区八重洲)がトラック入場の予約・記録システム「TONOPS(トノプス)バース予約」の販売を始めると発表した。
トラックの待機時間削減や荷役作業の効率化をサポートするため、「荷待ち・荷役時間の可視化/効率化」を図る。
業務用配送の現場でバース(荷さばき場)へのトラックの入場時間を予約、荷主企業と運輸企業間のスケジュールの共有および荷待ち・荷役時間の記録を行えるようにする。
業務に必須な機能に絞り込むことで、業界最高水準のコスト優位性を実現したとアピールしている。
トラック入場管理を必要とする荷主側企業や運輸・倉庫事業者向けに月々3万円からサブスクリプション形式で販売する計画。
2025年度に5000万円、28年度に3億円の売上高を目指す。
ダッシュボードに表示する予約状況やKPI(重要業績評価指標)を参照して、配送車両の業務効率化に向けた改善を早期に検討できるようになると想定している。
(藤原秀行)