中小トラック運送事業者の求車・求荷システム運営するJL連合会、物流トラックのシェア駐⾞場「トメレル」 社会実験に協⼒

中小トラック運送事業者の求車・求荷システム運営するJL連合会、物流トラックのシェア駐⾞場「トメレル」 社会実験に協⼒

ドライバーの休息・待機場所不足解消への対応支援

全国の中小トラック運送事業者が参加している求車・求荷物流ネットワークシステムを運営する⽇本ローカルネットワークシステム協同組合連合会(JL連合会)は4月11日、トラックドライバーの休息・待機場所不⾜への対応を支援するため、貨幣処理機大手グローリー子会社で情報通信機器の製造・販売などを手掛けるグローリーナスカ(東京都墨田区押上)が展開する物流トラックのシェア駐⾞場サービス「トメレル」の社会実験に協⼒すると発表した。

トメレルはトラック運送事業者と、駐車場を提供可能な商業施設を仲介し、駐車スペースの確保を後押しする機能を備える。

 
 


「トメレル」の概要


期待している効果(いずれもJL連合会提供)

JL連合会は、JLに参加している運送事業者らに向け、荷物の積み替えなどが可能な場所(スペース)を地図上に共有し、いざという時に利⽤できるようするため、2023年4⽉に「JL おたすけマップ」を本格稼働させた。

トメレルの社会実験に加わることで、「JLおたすけマップ」と連携していくことも視野に入れている。

(藤原秀行)

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