台湾電力向けの石炭船・LNG船でオペレーションノウハウ生かす
川崎汽船は7月1日、台湾に船舶の保有・運航管理を手掛ける合弁会社を設立することで現地企業と基本合意書を取り交わしたと発表した。
現地電力最大手の台湾電力股份有限公司(台湾電力)向けに発電燃料の石炭および液化天然ガス(LNG)を輸送する船舶で川汽のオペレーションノウハウを生かし、台湾における燃料の安定供給に寄与していく考え。
会社設立は2020年10月を予定。所在地は台北市で資本金は約36億円。出資比率は台湾電力 40.0%、裕民航運股份有限公司32.5%、光明海運股份有限公司20.0%、川汽7.5%となっている。
(鳥羽俊一)