アスクル、BtoB通販強化へ東京・江戸川に5・8万平方メートルの物流センター新設

アスクル、BtoB通販強化へ東京・江戸川に5・8万平方メートルの物流センター新設

日本自動車ターミナルの施設に入居、22年2月稼働開始予定

アスクルは7月2日、東京・江戸川に新たな物流拠点「(仮称)ASUKL新東京センター」を開設すると発表した。BtoBのeコマースは今後も出荷量増大が見込まれているのに対応する。

新センターは日本自動車ターミナルが開発を進めている「葛西トラックターミナルA棟(仮称)」を1棟借りする方向。2021年8月の完成、22年2月の稼働開始を見込む。


新センターの完成イメージ(アスクル提供)

アスクルは新センターに関し「次世代のBtoB事業の中核を担う戦略的位置付けの物流センターであり、BtoBサービスASKULの東日本エリアのお客さまに対するサービス進化の拠点となる予定」と意気込みを示している。

新センターが入るA棟は地上5階建て、延べ床面積約5万8000平方メートルを計画。首都高湾岸線の葛西ICから1・5キロメートルに位置し、環状7号線に直結している利便性の良さが強み。アスクルの東京エリアへの当日配送能力を増強する狙いがある。

併せて、72時間対応の非常用自家発電設備を導入するなど、事業継続可能な体制構築に注力する。

(藤原秀行)

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