郵船ロジスティクスグローバルマネジメント株式会社（CEO：原田浩起）は、5月19日、グループの海上・航空貨物輸送および陸上輸送において、代替燃料⁽*¹⁾を使用し温室効果ガス（GHG）排出量を削減することで創出した環境価値をお客さまに割り当てるグリーンソリューション「Alternative Fuel」の提供を開始したことをお知らせします。持続可能なサプライチェーンの構築に向けて、お客さまのScope 3におけるGHG排出量削減をサポートするとともに、環境負荷が少ない代替燃料の利用を促進します。
郵船ロジスティクスグループは2024年12月、従来の化石燃料の代わりに代替燃料を使用することで創出した環境価値を管理し、お客さまへ割り当てるデジタルプラットフォームを導入しました。先行してサービスを提供してきたSAFを利用した航空貨物輸送サービス⁽*²⁾に続き、このたび新たに海上貨物輸送、陸上輸送においても、プラットフォーム上で環境価値の割り当てを開始し、海上・航空・陸上の3つの輸送モードに対応したワンストップソリューションとして「Alternative Fuel」を提供します。
陸上輸送では一部の地域において、自社トラックの運行にHVO（Hydro-treated Vegetable Oil）などの代替燃料を使用し、郵船ロジスティクスが運送事業者として環境価値を創出します。各輸送モードで創出された環境価値は、代替燃料が使用された地域に関わらず、当社グループが展開する46の国と地域において同一の輸送モードで割り当てが可能です。
このプラットフォームを通じて、お客さまは実際に代替燃料が消費された場所や油種、削減されたGHG排出量などの詳細を確認することが可能です。また環境価値の割り当てに伴い、郵船ロジスティクスは第三者認証機関の検証を受けたGHG排出量削減証明書をお客さまに提供します。
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