7月1日公開、中国・Smart loop智千のAGVなど展示
物流業界向けにロボット導入支援を手掛けるTOYOROBOは6月30日、野村不動産が千葉県習志野市で開発した物流施設「Landport（ランドポート）習志野」で自動化技術を展示している「習志野Techrum Hub（テクラム ハブ）」内で7月1日、新たに自社で取り扱っている自動化製品を展示するショールーム「Fusion Stride Space（フュージョン ストライド スペース）」を開設すると発表した。予約すれば企業担当者が見学できる。
（TOYOROBO提供）
「Fusion Stride Space」は物流倉庫内のパレット・ケースの入出庫作業を自動化・効率化するためのソリューションを、実際の機器を用いて体感できるのが特徴。TOYOROBOが日本の総代理店を務めている中国のマテリアルハンドリングロボットエンジニアリング企業、宁波智千智能工程有限公司（Smart loop智千）のAGV（無人搬送ロボット）などを紹介する。
「習志野Techrum Hub」は野村不動産が展開している、荷主企業や物流事業者、マテハンメーカーなどが連携して庫内作業の効率化を実現できるソリューションを生み出す共創プログラム「Techrum（テクラム）」の拠点として運営している。
現在は30社・70種類以上の機器によるソリューション検証を実施、荷主企業や物流事業者のニーズに応じた課題解決と人材不足の解消を目指し、実践的な取り組みを継続している。TOYOROBOもプログラムに参加し、物流業界の課題解決への貢献を図る。
（藤原秀行）
