ザブーン、船舶管理システムで労務関連機能を全面刷新

ザブーン、船舶管理システムで労務関連機能を全面刷新

より実務に沿った柔軟設定など可能に

ザブーンは7月7日、船舶管理システム「MARITIME7」(マリタイム7)の船員労務管理機能を全面的に刷新したと発表した。

より簡素で視認性の高い操作画面や新たに追加したダッシュボード機能など、ユーザーの声を踏まえて多数の改善を実施。内航・外航双方の労務管理業務の効率化と負担軽減をさらに後押ししていきたい考え。

 
 

2022年から提供している「MARITIME 7」の船員労務管理機能は、3年間で約1万人の陸上管理者、船員が利用している。

現場からの声を基に、打刻・記録・確認の全てを直感的に行えるデザインに操作画面をリニューアル。

さらに、「組織階層」と「船舶階層」の2層構造を導入し、全体統制が求められる組織単位の管理と、個別対応が必要な船舶単位の管理を明確に区分。より実務に沿った柔軟な設定・権限管理を可能にした。

また、ダッシュボード機能を新設し、勤怠打刻の状況や法律に抵触する前の事前アラート、職位別の労働時間、船舶ごとの稼働状況を一目で把握できるようにしている。現場と本部の両方で、労務管理の現状をリアルタイムに可視化・共有することが可能という。

(藤原秀行)

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