7月31日~8月24日、事前予約不要で観覧可能
「空飛ぶクルマ」の開発やドローン関連サービスの提供を手掛けるSkyDriveは7月8日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場で、自社開発の空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」のデモフライトを7月31日に始めると発表した。
フライトは8月24日まで毎週火・水曜を除く毎日、実施する予定。
4月9日に大阪・関西万博会場内「EXPO Vertiport」で実施した報道関係者向けフライト
SkyDriveは2023年2月、大阪・関西万博『未来社会ショーケース事業出展』の「スマートモビリティ万博」における空飛ぶクルマの運航事業者に選定され、万博を重要マイルストーンと設定し、機体開発を続けてきた。安全性を十分確認できたと判断、デモフライトに踏み切る。
■スケジュール
7月中旬~ |
運航準備期間 |
7月31日(木)~8月24日(日) |
毎週、月・木・金・土・日曜日にデモフライトを実施(火・水曜日は実施無し) ※日中帯に1~2回/日程度の飛行を予定 ※デモフライト予定時間は、公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」で最新情報を確認可能 |
8月25日(月) |
機体の搬出作業開始 |
デモフライトは、安全性を総合的に評価した上で、万博会場内北西部の「モビリティエクスペリエンス」に位置する「EXPO Vertiport」を離着陸地点として周回飛行を行う計画。
(提供:2025年日本国際博覧会協会)
観覧する場合、事前の予約は不要。EXPO Vertiport付近で見学する場合はデモフライト中にBluetooth搭載機器やWi-Fiなど、電波を発する電子機器は機内モードなどの電波を発しない状態とするか、電源を切るよう協力を求める。
大阪・関西万博会場内でのデモフライトを完了した後、今年9月には大阪市高速電気軌道株(Osaka Metro、大阪メトロ)が整備した「大阪港バーティポート」を離着陸地点としたデモフライトを行うことを想定している。
名称 |
大阪港バーティポート(英語表記:OSAKAKO Vertiport) |
所在 |
大阪府大阪市港区海岸通1丁目105番5地内及び地先 |
面積 |
約12,000㎡ |
土地所有者 |
大阪市 |
整備管理者 |
大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro) |
参考URL |
バーティポート(空飛ぶクルマ離着陸場)
格納庫
併せて、山口市で実施している大阪・関西万博のデモフライトに向けたリハーサル飛行の様子を一部公開した。
(藤原秀行)※いずれもSkyDrive提供