活躍支援サービスなど展開、社会実装を後押し
ヒューマノイドロボット(人間型ロボット)の開発などを手掛けるINSOL-HIGH(インソルハイ)は8月1日、ニッセイ・キャピタルを引き受け先とする第三者割当増資と金融機関からの融資で総額1億円の資金調達(シードラウンド)を達成したと発表した。
INSOL-HIGHはヒューマノイドが活躍できるよう支援するサービス「REAaL」を展開。ヒューマノイドの社会実装に必要なタスク設計・模倣学習・データ蓄積・現場実装までの全てを一気通貫でサポートする。
従来の個別ロボット導入とは異なり、複数企業でのデータ共有による大規模学習と継続的な性能向上を実現し、日本の産業現場に最適化したロボット活用を可能にすると見込む。
将来は特定のメーカーに依存せず、誰もがロボットタスクを生成・流通・活用できる「オープンなロボット社会基盤」を実現し、製造業、物流業、建設業を入り口に介護・医療やその他サービス業など幅広い分野で、さまざまなヒューマノイドロボットが活躍できる社会を実現したい考え。
併せて、日本初となる、産業に特化したヒューマノイドロボット専用トレーニングセンターを2026年以降、正式に稼働させる予定。調達した資金はヒューマノイドロボットの社会実装に向けた開発などに充てる。
(INSOL-HIGH提供)
(藤原秀行)