物流3社と連携し安定供給体制確立へ、CO2排出4割削減など見込む
ブルボンと岩塚製菓、京葉流通倉庫(埼玉県戸田市)、大東実業(東京都板橋区新河岸)、朝日物流(新潟県村上市)の5社は7月17日、新潟~関東間で25mダブル連結トラックを活用し、菓子メーカー2社による共同配送の本運行を開始すると発表した。
「物流2024年問題」やドライバー不足などの課題を踏まえ、商品の安定供給体制を確立するのが狙い。
新潟から関東へ2社の商品を運んだ後、関東からは同じトラックで異業種の貨物を混載・共同輸送することにより、積載効率を飛躍的に向上させられると見込む。具体的にはCO2排出量40%削減、ドライバー稼働を約半数に削減との効果を想定している。
5社は、新潟県内企業が主体となりダブル連結トラックを使って共同配送する初の事例と強調。地方発の持続可能な物流モデルとして、他地域への水平展開も視野に入れている。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用