ヤマト、「ネコポス」の取り扱いサイズ拡大し置き配にも対応へ

ヤマト、「ネコポス」の取り扱いサイズ拡大し置き配にも対応へ

11月10日から実施

ヤマト運輸は8月27日、住戸のポストに直接投函できる小型の薄い荷物が対象の「ネコポス」に関し、11月10日発送分から取り扱いサイズや受け取り方法を変更すると発表した。

取り扱いサイズは厚さ3㎝まで、三辺を60cm以内、長辺を34cm以内に拡大。旧来より大きなものを入れられるようにする。

新サイズ(2025年11月10日~) 現行サイズ
厚さ 3cmまで 2.5cmまで
大きさ 三辺:60cm以内
長辺:34cm以内
(下限:縦23.0cm 横11.5cm)
縦:上限31.2cm以内、下限23.0cm以上
横:上限22.8cm以内、下限11.5cm以上


併せて、クロネコメンバーズ会員を対象に、「お届け予定通知」から受け取り場所をあらかじめ指定する場合、郵便受けに届けられない時は「置き配」で受け取ることが可能になる。郵便受けに入る場合は従来通り、郵便受けに投函する。

利用可能なユーザー 「置き配」が適用される荷物 受け取り場所の指定方法
クロネコメンバーズ会員 郵便受けに届けられないネコポス ・お届け予定通知から受け取り場所を選択
・公式アプリまたは「クロネコメンバーズ」会員ページ内の「My荷物一覧」から受け取り場所を選択

※2025年11月10日(月)発送分から、クロネコメンバーズ会員宛にお届け予定通知を配信する。

ヤマトは「ネコポス」から、ヤマトが集荷し協業相手の日本郵便が自社の配送網を使って配送する「クロネコゆうパケット」に切り替えていたが、業務の委託内容をめぐって両社が対立してからは、ネコポスも継続して運営する方針に転換している。

(藤原秀行)

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