累計23.8億円、事業会社と協業へ
環境性能が高く、維持コストが低い1人乗りEV(電気自動車)「mibot」(ミボット)の量産販売を目指すKGモーターズ(広島県東広島市)は8月29日、シリーズAラウンドで総額3.6億円の追加調達を実施したと発表した。シリーズA総額で17.5億円、全体の累計資金調達額は23.8億円にそれぞれ達した。
追加で調達した資金は初期ロットの量産試作・部材調達、設備投資などに充てる。今年12月末より初期ロットの納車を順次開始することを目指している。
追加調達は事業連携を見据えたパートナーシップ強化を軸に、豊田合成、リース事業大手のみずほリースが運営するCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)、鈴与商事、日本海ラボなど、EV量産後の事業展開で相互補完が可能な事業会社が新たに名を連ねた。
KGモーターズは「mibotはいよいよ事業会社との本格的な協業フェーズに入る」と強調している。
今回の調達にはひろぎんキャピタルパートナーズ、YMFGキャピタル、スパークルといった地域・成長企業支援に強みを持つベンチャーキャピタルが新規に参画。既存株主のちゅうぎんキャピタルパートナーズも追加出資した。
新規出資者:
豊田合成、未来創造キャピタル(みずほリースCVC運営会社)、鈴与商事、日本海ラボ、ひろぎんキャピタルパートナーズ、YMFGキャピタル、スパークル
既存株主(追加出資):
ちゅうぎんキャピタルパートナーズ
mibot量産ライン レイアウト
mibotの主要スペック
最高速度:60km/h
航続距離:100km(30km/h定地走行テスト値)
充電規格:J1772/AC100-200V
乗車定員:1名
(藤原秀行)※いずれもKGモーターズ提供