AI活用の自動配車管理システム手掛けるLogpose Technologies、アルゴリズムをアップデートし機能強化

AI活用の自動配車管理システム手掛けるLogpose Technologies、アルゴリズムをアップデートし機能強化

複雑な制約条件にも対応可能、難度高い幹線やトレーラーの輸送などカバー

AI活用の自動配車管理システム手掛けるLogpose Technologies(ログポーステクノロジーズ)は9月1日、クラウド型自動配車システム「LOG」のアルゴリズムに関するアップデートを8月31日に実施したと発表した。

これまで自動化が困難とされてきた、複雑な制約条件下での配車業務にも対応可能となり、幹線輸送やトレーラー輸送といった高難度な配車業務の自動化を実現できると見込む。



今回のアップデートでは、独自開発の最適化エンジンを強化。複雑な制約条件下でも短時間で最適解を導出する高速計算処理、地域配送から幹線輸送、トレーラー輸送まで統合管理する多様な輸送形態への対応を実現している。

法令順守(改善基準告示)を考慮した複数日運行計画の作成も可能。帰り荷の最適化による空車回送の削減、ヘッド(トラクター)とシャーシ(荷台)の組み合わせ最適化、運行中の新規案件への追加配車対応もカバーできるという。

(藤原秀行)

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