部品組み立て機能備え製品完成までのリードタイム10%短縮、30%の省人化も
工作機械大手のオークマは9月2日、グループの日本精機商会とともに岐阜県可児市で開発を進めていた新たな物流拠点「オークマPDC」が完成したと発表した。
地上2階建て、延床面積は1万4000㎡。可児工場内に建設し、日本精機商会が30億円を投じた。
物流と併せて、部品のユニット組み立て機能も備えることで、製品を完成させるまでのリードタイムを10%短縮することを目指す。
愛知県内で点在している外部倉庫の機能を新拠点に集約し、物流を効率化して温室効果ガスの排出削減も推進。加えて、AIを活用したロボットを採用するなど作業の自動化も進め、30%の省人化と働きやすさの向上を図る。
(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)