A4モノクロタイプは寿命を「5年または20万ページ」から「7年または60万ページ」に延長
沖電気工業（OKI）は9月4日、業務用のLEDプリンター「COREFIDO（コアフィールド） EX」シリーズの新商品6種類を同日、発売したと発表した。10月上旬以降、順次出荷を始める予定。
A4モノクロ2種類、A3モノクロ3種類、A4カラー1種類で、このうちA4モノクロタイプ2種類は10年ぶりにフルモデルチェンジを実施。使っている装置の寿命を「5年または印刷20万ページ」から「7年または60万ページ」に延長している。
さらに、プリンターの前面からユーザー自身が内部の部品を交換できるようにしたり、印刷スピードを速めたりした。メンテナンスの際にふたを従来よりも大きく開けずに済むよう改良し、狭いスペースに置けるよう配慮している。
また、「7年間の無償保証」と「メンテナンス品7年間無償提供」を6種類全てに設定。物流や製造業、医療機関などの現場でより安心かつ継続して利用できるようにしている。
A4モノクロタイプの「B433dn」（上）と「B513dn」（プレスリリースより引用）
東京都内の本社で記者会見したOKIの池西利勝産業営業本部長は「印刷が止まると実際に物を動かすところも止まってしまう。そこは直結しているものだと思っているので、止まらず長く使っていただけるということを物流現場の方々に訴求していきたい」と強調した。
価格は税込みで9万200円から。国内で6種類合わせて年間3万台の販売を目指す。
6種類の概要（価格は税込み、本体の順）
A4モノクロLEDプリンター
B433dn 90,200円（82,000円） 2025年10月上旬～
B513dn 107,800円（98,000円）
A3モノクロLEDプリンター
B833dn 162,800円（148,000円） 2025年11月上旬～
B843dn 184,800円（168,000円）
B843dnt 217,800円（198,000円）
A4カラーLEDプリンター
C651dnw 195,800円（178,000円）2025年11月上旬～
プリンター新機種を紹介する（左から）OKIの池西利勝産業営業本部長、井上崇執行役員 兼コンポーネントプロダクツ事業部長、北村真コンポーネントプロダクツ事業部開発統括部情報機器プロジェクト推進部長
（藤原秀行）
