12月までに、アプリと連携しサービス強化図る
LINEヤフーは9月11日、タイで宅配サービスを展開している持分法適用会社のLINEマンを、2025年中をめどに連結子会社化すると発表した。
出資比率を現在の41.8%(議決権ベース)から3億2200万ドル(約500億円)で今年12月までをめどに、61.1%に高める予定。LINEマンの資本金額はLINEヤフーの資本金の10%以上に相当する特定子会社になる。
LINEアプリと連携した宅配サービスの強化や決済の利用促進などを目指す。
LINEマンは2019年発足。シンガポールに本拠を置き、タイで料理の宅配や加盟店の業務デジタル化支援などを手掛けている。2024年12月期の売上高は日本円で713億円、営業損益は34億8000万円の赤字だった。
(藤原秀行)