中小企業・小規模事業所に人気、多様な業種で導入拡大
アルコール検知システムなどを手掛ける東海電子は9月12日、IC社員証・IC運転免許証対応のプリンタ型アルコール検知器「ALC-miniⅣ IC」が2017年9月の発売以降、累計の出荷数が2万2000台を超えたと発表した。
22年~23年にかけて半導体不足で一時期出荷が滞ったが、その後は23年12月1日付で安全運転管理者選任事業所におけるアルコール検知器使用義務化(白ナンバー飲酒検査義務化)が施行されたのを経て需要は堅調という。
「ALC-miniⅣ IC」
発売後1年目から8年目 単年度推移
発売後1年目から8年目の年度ごと実績(累計)
ALC-miniⅣ 8年間の業種実績
さまざまな業界・業種
ALC-miniⅣ ICは道路運送法・貨物自動車運送事業法・道路交通法などによるアルコール検知器の使用義務も踏まえ、安定運用のため保守契約の締結を推奨している。保守契約は任意だが平均加入率は46%となっており、ほぼ半数の企業様が故障などに備えて保守を契約しているという。
ALC-miniⅣ IC 年間保守契約 加入数・率
東海電子公式ECサイト”運輸安全SHOP“
コロナ禍を経て、顧客業界のデジタル化が進んだことから、10万円以上するALC-miniⅣ IC をECサイトで購入する動きが堅調になっており、ECサイトによる購入は累計2000台を超えたという。
ALC-miniⅣ ECサイト購入数
(藤原秀行)※いずれも東海電子提供