LNGバンカリングへの対応など評価
国土交通省は9月25日、脱炭素の取り組みを進めている港湾を評価する「CNP認証(コンテナターミナル)」を、博多港など5港に付与することを決めたと発表した。
同認証の付与は今回が初めて。今年6~7月にコンテナターミナルの管理者から申請を受け付けていた。
同認証は脱炭素の取り組み状況を、省エネ機器の導入の程度などを踏まえ、レベル1~5の5段階で評価している。認証をアピールし、脱炭素への取り組みを港湾で加速させるのが狙いだ。
概要は評価が高い順に以下の通り。
・博多港アイランドシティコンテナターミナル(レベル5+)
推奨項目(+)(以下同じ)=LNG(液化天然ガス)バンカリングへの対応
・川崎港コンテナターミナル(レベル4+)
低・脱炭素化された電力の導入
・名古屋港鍋田ふ頭コンテナターミナル(レベル3++)
電動トップリフターの導入、LNGバンカリングへの対応
・大阪港南港コンテナターミナル C-1/4(レベル2+)
カーボンオフセットの取り組み実施
・高松港コンテナターミナル(レベル1)
認証のマーク(国交省ウェブサイトより引用)
(藤原秀行)
概要はコチラから(国交省ウェブサイト)