日本アジア投資が物流施設開発のKICHDを買収へ、データセンター開発拡大目指す

日本アジア投資が物流施設開発のKICHDを買収へ、データセンター開発拡大目指す

2億円で株式追加取得、比率60%に上昇計画

ベンチャーキャピタルの日本アジア投資(JAIC)は9月30日、物流施設やデータセンターの開発を手掛けるKICホールディングス(HD)を買収すると発表した。

2026年1月にKICHDの株式保有割合を現在の16.7%(議決権ベース)から60%まで高め、子会社化する予定。優先株も取得する。新規の取得総額は2億円の予定。



JAICはKICHDを傘下に収め、データセンターの開発ノウハウを蓄積、需要に対応し事業規模を拡大していきたい考え。将来は不動産ファンドの組成も視野に入れている。

KICHDは受電容量が国内最大級の大型データセンターの開発を手掛けている。

(藤原秀行)

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