伊藤忠エネクス、福岡の関門海運を買収

伊藤忠エネクス、福岡の関門海運を買収

船舶燃料販売の事業拡大など図る

伊藤忠エネクスは10月1日、関門海運(福岡市)の全株式を10月1日付で取得、買収したと発表した。具体的な取得額は開示していない。

関門海運は博多港に4隻、関門エリアに2隻、大分港に1隻の燃料油供給船(小型タンカー)を配備し、船舶への燃料供給を手掛けているほか、関門エリアで船舶代理店業務および燃料供給時の立会業務、油槽所の運営を担っている。

伊藤忠エネクスは関門海運を傘下に収め、九州地区で船舶燃料供給を担ってきた同社の機能やノウハウを活かし、伊藤忠エネクスの船舶燃料販売事業の拡大につなげたい考え。

併せて、船舶燃料業界でも脱炭素が強く求められていることに対応する狙いもある。

名称 関門海運株式会社
本社所在地 福岡県福岡市博多区綱場町4-1
代表者の役職・氏名 代表取締役社長 和田 邦秀
事業内容 船舶燃料油の供給、船舶代理店業務、油槽所の運営
事業所 本社、福岡センター、下関センター、大分センター、戸畑油槽所
資本金 1000万円
設立年月日 1969年12月23日
大株主および出資比率 伊藤忠エネクス株式会社(100%)

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事