全国で4カ所目、エリア内の9拠点に納品担う
日本アクセスは10月7日、低温物流の効率化を図るため、各地で整備を進めている物流拠点「フローズンマザー物流センター」に関し、新たに中部エリアでも展開を始めたと発表した。
横浜冷凍(ヨコレイ)が愛知県小牧市に構えている物流センター内に、新たに「中部フローズンマザー物流センターを新設、今年9月に稼働を開始した。
中部フローズンマザー物流センターが入る横浜冷凍の拠点外観(プレスリリースより引用)
フローズンマザー物流センターはエリア内の仕入れ機能を集約し、生産・販売計画を共有。車両単位・パレット単位で発注し、一貫したパレチゼーションを実現することで大幅な物流の効率化につなげている。
2020年に関東エリアでプレ稼働させたのを手始めに、中四国・近畿エリアへ展開しており、中部エリアに第4の拠点として新設した。中部フローズンマザー物流センターで一括仕入れし、エリア内の各支店・物流センターへ転送する機能を持たせている。
一貫パレチゼーションを実施することで、関東のフローズンマザー物流センターは従来平均2時間を要していた作業を30分程度に短縮し、作業生産性は3倍以上アップしているという。納品業務の効率化とCO2削減も達成している
センター概要
稼働日 :2025年9月24日発注分、9月26日納品分から
所在地 :〒485-0084 愛知県小牧市大字入鹿出新田字新道865番地
横浜冷凍株式会社 小牧物流センター内
対象拠点 :中部エリア内汎用センター9拠点へ納品
(藤原秀行)