三井倉庫ロジ、Hacobuの配車受発注・管理とトラック予約受付の両サービス活用し情報一元化実現

三井倉庫ロジ、Hacobuの配車受発注・管理とトラック予約受付の両サービス活用し情報一元化実現

事務の手間削減、注文書の紙管理も撤廃

Hacobuは10月8日、三井倉庫ロジスティクスがHacobuの配車受発注・管理サービス「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」とトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」を活用した成果を公表した。

三井倉庫ロジスティクス関東事業所(群馬県太田市)は従来の電話・FAX・紙による配車管理やホワイトボードでの庫内スケジュール管理が、業務の属人化・煩雑化を招いていたため、2019年に幹線便向けに「MOVO Berth」を導入した後、新たに「MOVO Vista」を採用し、直送便にも活用を拡大。配車から出荷までの一連の業務効率化を実現した。



関東事業所は、大手電機メーカーの物流業務を請け負い、大型製品を全国配送しており、1日当たり最大100台のトラックが出入りしている。荷待ち削減の取り組みを進める中で、既存の方法では事務工数増加の懸念があった。

両サービスの活用により、配車担当・運送会社・庫内作業担当がMOVO上で同じ情報を共有。積み込み内容や納品情報まで一元化した結果、確認作業や電話連絡の手間削減につながった。

また、配車情報をクラウドで一元管理することで、注文書の紙管理を撤廃。1日当たり約80枚の紙がゼロとなり、誰でも情報にアクセスできる体制を構築できたという。

さらに、運送会社が自ら入場時間を予約できる運用へ切り替え、予約者の納得感を高めると同時に、入場から積み込み、退場までの流れを円滑に整理することができた。

(藤原秀行)※いずれもHacobu提供

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事