輸送力補完と利便性向上図る
全日本空輸(ANA)と日本貨物航空(NCA)は10月24日、両社が運航している日本~欧米線の貨物便で10月26日にコードシェアを開始すると発表した。

ANAが運航するボーイング777Fで成田から米国のシカゴおよびロサンゼルスを結ぶ路線でNCAとコードシェアを実施。併せて、NCAが運航するボーイング747Fで成田とシカゴ、ニューヨーク、ダラスフォートワース、ロサンゼルスを結ぶ北米路線、成田とアムステルダム、ミラノ、フランクフルトと結ぶ欧州路線でそれぞれANAとコードシェアを行う。
ANAグループ両社が運航する大型貨物機運航で輸送力の補完と利便性向上を図る。
ANAグループにおける貨物事業でてANAの旅客便ネットワークに加えて、ANAのボーイング767F×6機および777F×2機とNCAのボーイング747F×8機で大型貨物や大量輸送にも対応することが可能になったと想定している。
【ANA運航便】

【NCA運航便】

*注1:シカゴ-ニューヨーク間はKZ159(NH3559)として運航
*注2:アムステルダム-ミラノ間はKZ049(NH3549)として運航
*注3:アムステルダム-フランクフルト間はKZ055(NH3555)として運航
*注4:便名並びに運航スケジュールは変更になる可能性がある
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用


