パイオニアが車両管理効率化システムの点呼機能を拡充、健康状態確認など追加

パイオニアが車両管理効率化システムの点呼機能を拡充、健康状態確認など追加

安全運転管理者による多角的な状態把握支援狙い

パイオニアは10月27日、社有車や商用車の管理を効率化するフリートマネジメントシステム「MobilityOne(モビリティ・ワン) 安全運転管理」のアップデートを10月23日に実施したと発表した。

政府が貨物軽自動車運送事業の安全規制を強化していることなどを受け、新たにドライバーや車両の状態を確認する「点呼機能」を拡充した。



具体的には、同機能」のこれまでの確認項目「酒気帯び確認」「日常点検」に、ドライバーの「健康状態確認」と運転免許証の「携行物確認」を新たに追加。社用車や営業車などを運用する企業の安全運転管理者が、ドライバーの状態をより多角的かつ確実に把握・管理できるようになると見込む。

点呼承認時に指示事項をコメントとして記録できる機能の追加や、迷わず直感的に操作できるユーザーインターフェースへの刷新により、業種を問わず、より確実で効率的な安全運転管理業務の実現をサポートする考え。

(藤原秀行)※いずれもパイオニア提供

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