サントリーとユニ・チャーム、関東~四国間で鉄道コンテナ活用した長距離往復輸送を開始

サントリーとユニ・チャーム、関東~四国間で鉄道コンテナ活用した長距離往復輸送を開始

「2024年問題」やトラックドライバー不足への対応強化、環境負荷低減も

サントリーホールディングス(HD)とユニ・チャームは10月31日、関東~四国間の鉄道コンテナによる長距離往復輸送を11月から本格的に始めると発表した。

両グループが連携し、関東から四国へはサントリーの酒類・清涼飲料製品を、四国から関東へはユニ・チャームの衛生用品などをそれぞれ運ぶ。これまでのトラック輸送から鉄道コンテナ輸送へモーダルシフトすることで、年間で両グループで運行するトラックを約200台減らせるほか、CO2の排出量を約180t削減できると見込む。



両グループは同じ区間でトラックによるリレー形式のラウンド輸送を既に実施。2024年12月に経済産業省と国土交通省が実施する「令和6年度物流パートナーシップ優良事業者表彰」で「グリーン物流パートナーシップ会議 特別賞」を獲得した。

さらに取り組みを深め、「物流2024年問題」やトラックドライバー不足、脱炭素の課題解決を目指す。

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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