WebAPI活用、データ共有でリアルタイムに料金算出可能
貿易効率化を支援するスタートアップ企業のShippio(シッピオ、東京)と東京海上日動火災保険は7月24日、スピーディーに外航貨物海上保険を申し込めるシステムを共同開発したと発表した。
Shippioが外部システムと接続して使える技術仕様のWebAPIを公開、東京海上日動と保険利用者の情報を迅速に共有することで、東京海上日動のシステムにあらためて貨物の種類などを入力する手間を省き、保険料の算出もリアルタイムで行えるようにした。
8月以降、Shippioとフォワーダー契約をしている荷主企業など向けにサービスを提供する。WebAPIを利用した外航貨物海上保険に関わる申し込みデータの自動連携は業界で初めてという。
(藤原秀行)