BCPや脱炭素などのニーズに対応
日本通運は11月25日、新日本海フェリーと連携し、海上輸送と鉄道輸送を組み合わせたモーダルコンビネーション型輸送サービス「Sea & Rail 新日本海ルート(新潟港―苫小牧東港)」の提供を12月1日に始めると発表した。
モーダルシフトやBCP対応、物流の脱炭素のニーズが高まっているのに対応する。
輸送ルートを複線化することで、災害発生時の輸送障害区間を回避できるようにする。日通が独自に開発した、鉄道・海上双方で使用可能な「RSVコンテナ」(12ftハイブリッドコンテナ)を使い、貨物の取り出し・積み替えをせずに鉄道と海上の間を相互にシフトできるよう配慮している。
鉄道やトラック輸送と組み合わせることで、港から離れた場所でも集配対応が可能。
今後も「Sea & Rail」サービスの拡充を図る。
(藤原秀行)




