マグニチュード7.6と推定、太平洋沿岸に津波警報・注意報
12月8日午後11時15分ごろ、北海道・東北地方を中心に強い地震が起きた。気象庁によれば、震源地は青森県の東北沖で、八戸の東北東80km付近。震源の深さは約50kmで、地震の強さを示すマグニチュード(M)は7.6と推定されている。
青森県の八戸市で震度6強、おいらせ町と階上町で震度6弱をそれぞれを観測した。
震度5強は北海道函館市、青森県むつ市、野辺地町、七戸町、東北町、東通村、五戸町、南部町、岩手県軽米町、一戸町。
この地震で北海道、東北地方の太平洋沿岸に津波警報・注意報が出された。
津波警報は北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県。いずれも第1波として最大で高さ3mの津波が予想されている。
津波注意報は北海道太平洋沿岸の東部と西部、青森県日本海沿岸、宮城県、福島県。気象庁は当該地域に対し、海岸や川の河口に近づかないよう呼び掛けている。
JR東日本は地震を受け、東北新幹線の福島~新青森駅間の上下線で運転を見合わせた。再開のめどは12月9日午前零時時点で立っていない。
(藤原秀行)


