「汎用ロボットワーカー」開発のMuso Action、シードラウンドで1億円調達

「汎用ロボットワーカー」開発のMuso Action、シードラウンドで1億円調達

エンジニア採用強化と開発体制拡充図る

ロボット技術開発を手掛けるMuso Action(東京都千代田区神田美土代町)は12月22日、シードラウンドでJ-KISS型新株予約権による資金調達と日本政策金融公庫からの創業融資で総額1億円の資金を調達したと発表した。

East Ventures、GMO AI&ロボティクス商事、個人投資家の田中渓氏が引き受けた。



資金は、主にエンジニア採用の強化と開発体制の拡充に投じる予定。ロボットを動かすAIのモデル「ロボット基盤モデル(Vision-Language-Action Model、VLA)」を中核としたプロダクト開発と実証実験を加速させたい考え。

Muso Actionはロボット基盤モデルと、力制御・遠隔操作(テレオペレーション)を組み合わせることで、人の軽作業を代替できる「汎用ロボットワーカー」の実現を目指している。

(藤原秀行)

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