部材の安定供給体制を確立
アイオイ・システムは12月23日、製品の重さを測定し、あらかじめ設定された基準値に基づいて自動的に仕分けをする「ウェイトアソートシステム WAS」に関し、測定を担うスケールユニットの安定供給体制を確立し、販売を強化すると発表した。
検品の省力化や仕分けミス対策の需要に対応し、12月中旬より順次、切り替え後の体制でスケールユニットの出荷を開始し、ウェイトアソートシステム WASをより幅広い現場に提供していきたい考え。
ウェイトアソートシステム WASは表示器のランプで仕分け先と必要個数を案内し、作業者は表示に従って商品を仕分けする。仕分け後は重量を自動で判定し、過剰に商品を投入しているとランプで即時に警告する。
経験の浅い作業者でもミスなく仕分けできるようサポートし、ラインの自動化・省人化を実現。検品工数を大幅に削減し、出荷ミス削減に貢献できると見込む。

導入事例(ほくやく)

導入事例(加藤産業)
中量棚などにスケールユニットを組み込んだ常設運用に加え、カートでの運用にも対応。WASを搭載すれば仕分けと重量検品を同時に行えるようになると想定している。
計量開始・判定の閾値は1g刻みで1〜999gまで設定可能。閾値を超える重量差を検出するとシステムコントローラに重量値を送信する。
(藤原秀行)※いずれもアイオイ・システム提供










