トヨタL&Fが釧路トヨタのタイヤ保管倉庫に移動ラック提案、建屋面積40%抑制など実現

トヨタL&Fが釧路トヨタのタイヤ保管倉庫に移動ラック提案、建屋面積40%抑制など実現

安全支援機能も充実

豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーは1月13日、トヨタ車とレクサス車の販売などを手掛ける釧路トヨタ自動車(北海道釧路市)にシステムを納入したと発表した。

釧路トヨタは釧路・根室・中標津・帯広の道東エリアで、車の販売に加えて整備、保険、通信代理業、カー用品店ジェームスの運営などを展開している。



多様な顧客ニーズに対応するため、タイヤ保管倉庫「釧路トヨタタイヤセンター」の建設を決定。検討開始当初は、固定ラックを取り入れることを考えていたが、主な稼働期間がタイヤ交換シーズン(年間約2.5カ月)のみと短く、入出庫頻度が高くないため、トヨタL&Fカンパニーは常時通路スペースが必要な固定ラックではなく、必要な時に棚を移動して通路スペースを確保することでより高密度の保管が可能となる移動ラックを提案した。

固定ラックから移動ラックに変更することで、建屋面積を約40%抑え、建築費用の低減が可能な上、挟まれ防止などの安全支援機能も提供することで、採用が決まったという。

移動ラックはタイヤ保管専用パレットに合わせた専用の設計で効率的な保管を実現。乗用車約3300台分に相当する約1万3200本のタイヤ保管が可能。運用面ではタイヤに付与した顧客情報管理用二次元コードと移動ラックの棚番コードを入庫時にひも付けることで、ロケーション管理を実現している。

加えて、挟まれ事故を防止する「進入センサー」や「バンパーセンサー」など、安全支援機能も採用。荷役作業には、コンパクト電動フォークリフト「Ecore」を取り入れ、オプションの後方作業者検知運転支援システム(車両連動タイプ)「SEnS⁺」で、作業者やラックとの接触防止を図っている。

釧路トヨタはタイヤセンターの増設や、自動化設備・機器の導入も視野に入れているという。


センター外観




納入したタイヤ保管用移動ラックとコンパクト電動フォークリフト「Ecore」(いずれもプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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