トレードワルツ、穀物・油量種子輸入取引で関係者間の情報一元管理可能な業界横断型プラットフォームの提供開始

トレードワルツ、穀物・油量種子輸入取引で関係者間の情報一元管理可能な業界横断型プラットフォームの提供開始

商社7社が参画したワーキンググループを経て本格的運用スタート

トレードワルツは1月23日、穀物・油糧種子の輸入取引で、商社やサイロ運用事業者などの異なる企業が情報を一元的に管理できる業界横断型プラットフォーム「TradeWaltz for Grain Importers」(トレードワルツ・フォー・グレイン・インポーターズ、TGI)の提供を今年1月に開始したと発表した。

商社7社が参画したワーキンググループの議論を経て本格的な運用にこぎ着けた。経済産業省が掲げる「令和10年度(2028年度)までに貿易取引の10%をデジタル化する」との国家目標達成を後押しする。



穀物・油糧種子はバルク船で日本全国に届けられ、複数の港で荷役が行われる。本船情報、港湾の状況、荷役計画などの情報は各社が個別に管理しており、商社とサイロ間の連絡は現在も電話やFAX、メールが中心となっている。

その一方、各地の在庫状況や港湾の混雑状況、天候を起因に本船の予定変更は頻繁に発生し、変更のたびに複数のサイロ会社へ個別に連絡する必要に迫られる。商社、サイロ会社ともに常時複数の本船に関する情報をやり取りしており、情報連携の非効率性が業界全体の課題になっていた。

TGIで企業を横断し、本船情報や荷役計画、港湾の混雑状況、関税書類情報などを関係者間でリアルタイムに共有できるようにすることで、業務効率の向上と物流コスト削減につなげられると見込む。


(トレードワルツ提供)

TGIでは本船情報共有(本船動静・積荷情報)や貿易書類の一元管理を備えているのに加え、関係者が意思疎通しやすくなるコミュニケーション機能も取り入れている。

(藤原秀行)

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